為替相場とは?
新聞やテレビでは毎日、東京為替市場の円相場を伝えています。これは、円の
世界市場における取引価格を示しています。為替相場は、為替レートとも呼ばれ、
各国の通貨取引の相場のことをいいます。
金融機関における市場には、債券現先市場やレポ市場、CD、CP市場などの
オープン市場と金融機関同士で、資金の過不足を調整するために取引をする、
インターバンク市場があります。このインターバンク市場で取引される取引相場
が為替相場です。 これらの取引は、電話や電子端末によって取引されている
ので、世界各国との為替相場取引も一瞬のうちにできるというわけです。
為替相場は、1973年までは固定為替相場制が取られていました。そのとき
までのレートは、1ドル360円と決まっていたのです。 今と比べると、
ずいぶん米ドルは強かったんですね。
以降は、外国為替市場では、各国の経済状態に応じて交換比率レートが変動
する変動為替相場となりました。 ただし、変動率があまりにも大きくなれば、
日本銀行や財務省が介入し変動幅を最小限に留める動きに入るということが
頻繁に行われていた時期もあります。
為替相場というと、テレビのニュースでは円と米ドルの交換比率しか発表されま
せんが、実際には、EUのユーロやオーストラリアドル、イギリスのポンド、その他
世界各国との交換比率を指しています。毎日発表される為替相場が、それぞれ
の国の経済状態を表していることは言うまでもありません。
この為替相場は、株やそれぞれの国の経済に大きく影響を表します。そこで、
投資家達は、こうした為替相場を常に把握し、将来を予測分析することによって、
投資信託などを運用しているのです。